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2024.11.23  未分類 

皆さんこんにちは

愛知県春日井市の

軽自動車の中古車専門店パッション4Uです

だんだん寒くなてきて、先日本州でも初雪を観測しました。
冬がやってくると、気温の低下や雪、凍結などの影響で車のトラブルが増えることがあります。特に軽自動車は、エンジンのパワーや車体の重量が普通車よりも軽いため、冬場の運転にはより一層の注意が必要です。
そこで今回は、自動車の冬対策として役立つ知識や準備について詳しくご紹介します。

冬タイヤへの交換

ⅰ. スタッドレスタイヤの重要性

冬用タイヤに属するスタッドレスタイヤは、滑りやすい冬の路面で効果的にグリップ力が得られるよう設計されたタイヤです。積雪路面や凍結路面において、オールシーズンタイヤやウィンタータイヤよりも性能が高く、安全に走行できる特徴があります。

JAFの公式サイトでは、冬の路面における制動距離や旋回性能のテストは必見で、スタッドレスタイヤの性能の理解を深めることが可能です。
40kmからの制動において、圧雪路でのスタッドレスタイヤの制動距離は17.3mともっとも短い結果となりました。これは、夏タイヤにタイヤチェーンを装着したケース(28.4m)よりも優れています。
旋回性能においても、大きくコースから逸れたノーマルタイヤに比べてスタッドレスタイヤはカーブに沿ってしっかりと旋回できているのが特徴です。
ただし、これらのテスト結果はあくまでも一例ですので、過信しないようにしましょう。

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/snow

ⅱスタッドレスタイヤの選び方

スタッドレスタイヤは以下の流れで選ぶと、車や走行環境に応じた最適なタイヤが見つかりやすくなります。

①ボディタイプ ②タイヤサイズ ③使用環境、性能

①ボディタイプ
ボディタイプとは、セダンやスポーツといった車の形状による分類を指します。ボディタイプによって、タイヤへの負担や走行性能も変わります。そのため、自分の車のボディタイプに適合したスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。

②タイヤサイズ
スタッドレスタイヤは、新車時に装着されているタイヤのサイズと同じものを選びましょう。タイヤサイズはタイヤの側面に記載されています。


・タイヤ幅:タイヤを前後から見た横幅から、側面の模様などの幅を除いた断面幅
・偏平率 :タイヤの横幅に対する断面の高さの比率
・リム径 :適合するホイールの直径

「215/60R16」という表記があった場合、「215」はタイヤ幅、「60」は偏平率、「16」はリム径を指します。

③使用環境、性能
スタッドレスタイヤは使用環境に応じて適した製品が異なります。走行する地域の特徴やシチュエーションに応じて、必要な性能を持つスタッドレスタイヤを選ぶことが大切です。

使用環境・シチュエーションとくに重視すべき性能
凍結路面を走る機会が多い方氷上性能、性能持続性(効き持ち)
積雪量の多い圧雪路面で走ることが多い方雪上性能、性能持続性(効き持ち)
雪道を走行する機会は年に数回で、乾いた路面を走る機会も多い方トータルバランス


・氷上機能

氷上性能は、凍結した路面でタイヤがどれだけ効果的に機能するかを示す指標です。
氷の上でタイヤが滑るのは、氷を手で掴むと次第に溶け出して水膜ができ、手から滑り落ちてしまうのと同じ原理です。路面上にできた氷とタイヤの間に薄い水の膜が形成されることで、タイヤのグリップ力が低下してしまいます。

・雪上機能

雪上性能は、積もった雪でもタイヤがしっかり路面を捉えて走行や停止ができるかを示す指標です。雪の多い地域や山間部を走行する機会が多い方にとって、特に重要な性能といえます。
雪上性能に優れたスタッドレスタイヤは、深い溝や細かいサイプ(切り込み)が特徴です。これらの構造により、雪を効果的に掴んで排出し、安定した走行を可能にします。
また、雪上性能の高いタイヤは、発進時のスリップや急ブレーキ時の制動距離を抑える効果も期待できます。

・性能持続性(効き持ち)

スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)と比べて氷上性能を高めるために柔らかいゴムを使っていることが一般的です。氷上性能が長く続くためにはゴムの柔らかさが重要ですが、経年劣化を起こすとゴムが硬くなり、グリップ力も低下します。

このように、長く安心して使用できるスタッドレスタイヤを選べば、従来の製品と比較して交換頻度を減らし、経済的な負担を抑えられます。また、長期間高い性能を維持できるため、安全性も確保できます。

ただ、スタッドレスタイヤの性能はメーカーや商品によって異なるため、自身の車に適したものを選ぶのは難しいと感じるかもしれません。
タイヤ選びに迷ったら、是非一度ご相談くださいませ。

Ⅱ. バッテリーの点検と対策

冬の寒さはバッテリーに大きな負担をかけ、エンジンがかかりにくくなる原因となります。特に気温が0度を下回る地域では、バッテリーの劣化が早まるため、事前にチェックを行うことが重要です。

JAFがまとめた2023年度ロードサービス出動件数のデータを見ると、バッテリー上がりによる出動件数は、冬にかけて増加する傾向があります。

引用:JAF「ロードサービス救援データ」より自社作成

ⅰ. 冬にバッテリーが上がりやすくなる理由

ここからは冬にバッテリーが上がりやすくなる理由を紹介します。

・バッテリーの容量が下がる
バッテリーは鉛の板(極板)とバッテリー液(電解液)に含まれる希硫酸が化学反応を起こすことで、電気を取り出す仕組みになっています。
化学反応は温度により左右されるので、バッテリーの容量は電解液温度によって大きく変化します。例えば、電解液温度が25℃の時は、バッテリーの容量は100%ありますが、0~10℃になると容量は80~90%にまで減ってしまいます。

・バッテリーの充電効率が下がる
バッテリーの化学反応が鈍くなると、充電効率も低下します。
電気を取り出す時と同様に、電気を貯め込む時にも化学反応が起きていますので、電解液温度が低くなると化学反応が鈍くなり、充電されにくくなります。このため、充電効率が低下して充電不足気味となり、バッテリーが上がりやすくなります。

・エンジン始動に必要なエネルギーが増える
気温が下がるとエンジンオイルの粘度が高くなり、エンジン始動時の駆動抵抗が大きくなります。そのため、エンジン始動に必要な電気は夏で約90~120A、冬で約150~190Aと、冬は夏の約1.5倍必要になります。

・電装品の使用量が増える
冬はヒーターが欠かせませんし、日照時間が短いためライトを使う時間も長くなるなど、電装品の使用量が増えるため放電量が多くなりがちです。
その一方で、バッテリーから電気を取り出したり、電気を貯め込む力が低下するため、過放電に繋がりバッテリーが上がりやすくなります。

ⅱ. バッテリー上がりを防ぐポイント

・1~2週間に1回は1時間以上走行する
・容量や充電受入性(充電効率)の高いバッテリーを使用する
・定期的にバッテリー点検や交換を行う

バッテリー上がりを防ぐためには、1~2週間に1回は1時間以上走行することが有効です。アイドリン中でもバッテリーは充電されますが、エンジンの回転数が低いため発電量はわずかですので、渋滞や信号待ちが少ない道路を走行しましょう。
発電した電気を短時間で効率的に蓄えられる、充電受入性(充電効率)の高いバッテリーへの交換も一つの有効策です。

また、バッテリーの寿命は2~3年です。バッテリーの寿命が違いと容量や充電受入性が低下しますので、バッテリー上がりの原因となります。整備工場で定期的に点検を受け、トラブルが発生する前に、バッテリーの補充電または、バッテリーの交換をお勧めします。

ⅲ. バッテリーが上がってしまった時の対処法

・ブースターケーブルを使ってジャンプアップする

ブースターケーブルを使用して救援車のバッテリーから電気を分けてもらうことで、エンジンをスタートさせる方法です。
① トラブル車のブラス端子に接続する
② 救援車のプラス端子に接続する
③ 救援車のマイナス端子に接続する
④ トラブル車のエンジン本体(フックなど)やフレームに接続する
⑤ 救援車のエンジンをスタートさせる。回転数を高めにする。
⑥ トラブル車のエンジンをスタートさせる。
⑦ブースターケーブルをつないだ時と逆の手順で外す。(④→③→②→①)

電気は電圧の高い方から低い方へと流れます。
トラブル車のバッテリーは弱っているので、電圧が低い状態ですが、救援車のバッテリーは正常なので、電圧が高い状態です。そのため、最後にトラブル車のバッテリーのマイナス端子に接続すると、火花が飛ぶ可能性が高くなります。最悪のケースでは、その火花がバッテリーから発生した水素ガスに引火して爆発する恐れがあります。
そのため、最後にバッテリーから遠いエンジン本体(フックなど)に接続します。

バッテリーが寿命になる原因は、経年劣化、電装負荷が多いことによる劣化、温度環境が厳しいことによる劣化、放電気味使用や長期放置(放電)による劣化、メンテナンス不足による内部劣化などがあります。
使用環境により使用できる期間は大きく変わりますが、2~3年経過すると寿命を迎えるバッテリーが多くなりますので定期的な点検が必要になります。

Ⅲ. 窓の凍結対策

冬場の朝には、車のフロントガラスが凍結しがちです。そのまま運転するには危険ですが、解凍するには時間と手間がかかります。それではフロントガラスの凍結を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

ⅰ. 凍結の原因は?

寒い日の朝にフロントガラスが凍結する原因には「放射冷却」が関わっています。放射冷却とは、日中に温められた地表の熱が夜に放出されることで気温が急激に低下する現象です。放射冷却により水蒸気から変化した霜が付着すると、フロントガラスが凍結します。

「晴れていて雲が少ない」「空気が乾いている」「風が少ない」などが主な放射冷却の気象条件です。同じように寒い時期でも、フロントガラスが凍結する日と凍結しない日があります。

曇っている日は雲が地表からの熱を跳ね返すため、大きく気温が低下しません。空気が湿っている日も、多量の水蒸気が雲と同じ役割を果たすため同様です。風が強い日は、地表の冷えた空気と上空の暖かい空気が混ざり合うため、放射冷却を妨げます。

ⅱ. 凍結した際の注意点

・熱湯をかける
お湯をかけて溶かすというのも、簡単に思い付く方法ではないでしょうか?
しかし、フロントガラスには飛び石などによる見えない傷が入っています。お湯をかけるとガラスが膨張し、小さな傷からガラスが割れてしまうかもしれません。

また、お湯がワイパーにかかるとゴム部分を痛めてしまう可能性もあります。交換・修理費が必要となるため、お湯を使って溶かさないようにしましょう。

・ワイパーを動かす
ワイパーを動かして氷を取ろうとする方もいるかもしれません。しかし凍結したガラスは凸凹しているため、フロントガラスが凍結した状態で無理に動かすと、ワイパーのゴム部分が傷んでしまいます。

通常のウォッシャー液を出しながら動かしたとしても、すぐに凍りついてしまうため効果はありません。

ワイパーのゴム部分が痛むと雨水や汚れを取り除く効果が弱まる上に、車検に通らなければ交換も必要です。ワイパーはガラスと接触した部分が一緒に凍結してしまう場合もあるため、放射冷却が考えられる日はワイパーを立てておきましょう。

・氷を叩いて割る
力加減を間違えたり金属製の道具を使用したりすると、凍結部分と一緒にフロントガラスを割ってしまう可能性があります。

とはいえ、車は耐久力の高いガラスも多いため極端に割れるとは限りません。しかし、気づかないレベルの小さなヒビ割れでも時間とともに拡大していきます。

拡大したヒビ割れは視界を妨げるため、夜間走行中は特に危険です。万一の事故も考慮して、叩いて割ることは避けましょう。

ⅲ. 正しい対処方法

・ワイパーを立てて駐車する
寒い冬はガラスが凍結しやすいです。そのため、ワイパーを普段通りガラスに接触した状態にしておくとガラスと一緒に凍結し、フロントガラスに張り付き、動かせなくなってしまいます。
そこで、駐車をする際にワイパーを立てておくと、ワイパーも凍結してしまう事を防ぐことができます。これはどちらかというと予防の対策ですが、手軽にできて有効な手段です。

・エアコンをつけて溶かす
デフロスターやデフォッガーを使用してガラスを温め、少しずつ溶かしていく方法も有効です。時間はかかりますが安全に溶かすことができます。エンジンスターターなどのオプションをつけておくと、遠隔操作で手軽にエンジンをかけることができるので、エアコンでの利用がおすすめです。

・解氷スプレーを使用する
車の凍結には「解氷スプレー」を使用することでも手軽に凍結を解消できます。
カー用品店などに販売されており、使い方は凍結したガラスにスプレーするだけです。車に積んでおけば、凍結してしまったときにすぐ対処できます。

ただし、解氷スプレーは使用におけるデメリットもあるため注意が必要です。例えばフロントガラスに撥水加工を施している場合、解氷スプレーに含まれるアルコールが撥水成分を落としてしまう場合があります。同様に、解氷スプレーがボディに付着してしまった場合、施しているコーティングに影響があるかもしれません。
また、ワイパーのゴムが劣化しやすくなる可能性がありますので、これらのデメリットを考慮した上で使用を検討してください。

また、安全のために車に載せたままにはせず、気温の高くなる夏になる前に必ず車から降ろすようにしましょう。

Ⅳ. 冬期ドライブを快適にするために

ⅰ. 車内暖房の活用

エンジン熱の利用は、効率的な暖房システムの基盤です。エンジン始動時に発生する熱を、冷却水を通じてヒーターコアに送り、そこからファンによって車内に暖かい空気を流入させます。
特に冬場はこの仕組みをうまく活用することで、短時間で車内を暖めることが可能になります。ただし、エンジン自体が冷えていると暖房効果も低いため、しばらく走行してから暖房を活用するとより効果的です。

車の暖房効率を高めるもう一つのポイントは、内気循環モードを活用することです。外気を取り入れるモードでは、冷たい空気が車内に入り込むため、暖房効果が薄れてしまいます。
ただし、長時間内気循環を使用すると窓の曇りや嫌な臭いの原因になることもあるため、適宜外気導入との切り替えを行いながら使用することが望ましいです。

ⅱ. シートヒーターの利用

シートヒーターは座席に装着し腰や背中を温めるためのもの。
ステアリングヒーターは車のハンドル部分を温めるためのものです。

暖房よりも素早く温かくなるため、カーエアコンが効いてくるまでの補助用として人気があります。

最近の自動車には、シートヒーターが装備されているモデルも増えています。シートヒーターを活用することで、車内全体が温まるまでの間でも快適に過ごすことができます。シートヒーターがない場合は、ポータブルのシートカバータイプのヒーターを利用するのも一つの手です。

39.8専門店パッションフォーユー
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